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  <title type="text">BE ALIVE！</title>
  <subtitle type="html">様々な想いが交差する！3rdシリーズ『真実』編！！</subtitle>
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  <updated>2007-03-27T13:47:05+09:00</updated>
  <author><name>久遠</name></author>
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    <published>2007-09-03T00:00:34+09:00</published> 
    <updated>2007-09-03T00:00:34+09:00</updated> 
    <category term="小説" label="小説" />
    <title>題二百三話・一縷の望み</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[その日、憂樹は家に帰って来なかった。<br />
<br />
話が終わった後、憂樹は事務所に残り俺は一人で家に帰ったんだけど<br />
そのまま夜になっても、日付が変わっても<br />
そして朝になっても憂樹は戻らなかった。<br />
<br />
電話も無いし、メールも無い。<br />
さすがに母さんが心配したけど、そこは俺が「何かいきなり忙しくなったみたい」と言っておいた。<br />
仕事で泊まりになる、なんてたまにある話だし母さんは納得してくれた。<br />
<br />
でも俺は、憂樹が戻らない理由はそんな事じゃないと分かっていた。<br />
<br />
少なくとも・・・仕事ではないだろう。<br />
<br />
俺と顔を合わすのが気まずいとか・・・。<br />
自惚れっぽい考え方だが、俺が関係しているのは間違い無いだろう・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
そして・・・、俺も途方に暮れていた。<br />
<br />
結局、告白してもダメだった訳だ。<br />
つまり俺は憂樹に完全にフラれてしまった事になる。<br />
<br />
当たって砕けた。見事に玉砕してしまったんだ。<br />
<br />
何故だか、あまり悲しくはない。<br />
いや、もちろん悲しいのはあるし悔しいのもある。<br />
<br />
<br />
<br />
しかし、今の俺が一番抱いていた感情は『困惑』だった。<br />
<br />
<br />
<br />
どうしたら良いんだろう。俺は一体何をすれば良いんだろう。<br />
<br />
そんな事を考えていた。<br />
<br />
不思議にも、まだどうにか可能性が残っているような気がしていたんだ。<br />
憂樹と付き合う可能性が。<br />
<br />
だが・・・、それをどうにかするには何をしたら良いのか。<br />
<br />
それが分からなかったんだ。<br />
<br />
俺が、憂樹と秋山の問題を解決出来れば・・・もしかしたら。<br />
しかしこのままでは憂樹は一人で秋山と勝負してしまうし<br />
憂樹が勝てば、それで決着がついてしまう。<br />
<br />
そうなったら、もう俺の出る幕は無い。<br />
もはや俺は蚊帳の外。過去の人間になってしまうだろう。<br />
また憂樹に会えたとしても、もう相手にされない事は明白だ。<br />
<br />
まあ・・・、当事者でもない俺が憂樹と秋山の問題に首を突っ込むのも<br />
筋違いでしかないだろうし、解決出来るのかどうかが怪しい。<br />
事情を中途半端にしか分かってない人間に、何が分かるって言うのか・・・。<br />
<br />
でも・・・。<br />
俺は諦め切れなかった。<br />
<br />
何かある筈なんだ。何かが出来る筈なんだ。<br />
<br />
理由は無いけど、何故かそう思ってしまう。<br />
その『何か』が本当にあるのか分からないけど・・・<br />
俺はその答えを探して困惑していたんだ。<br />
<br />
どうしよう・・・。<br />
<br />
俺は一体どうすれば・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
チャララチャララララ♪<br />
<br />
<br />
<br />
ん？電話だ。憂樹か！？<br />
<br />
・・・違った。非通知の番号だ。<br />
<br />
非通知ってあんまり取りたくないけど・・・<br />
まあ、良いか・・・。<br />
<br />
「もしもし」<br />
「あ、もしもし。こんにちは。橘川です」<br />
「・・・え！？」<br />
<br />
橘川さんだ・・・。どうして俺に・・・？<br />
<br />
「あ・・・、すいません。こんにちは・・・」<br />
<br />
驚いて、何か変な挨拶になってしまった。<br />
<br />
「昨日はどうも」<br />
「あ、いえ。こちらこそ。ところで僕に何か？」<br />
「憂樹の事なんですけど」<br />
「・・・はい」<br />
「まさとさん・・・。まだ憂樹を諦めてないですか？」<br />
「え！？」<br />
<br />
<br />
<br />
橘川さんのこの電話が・・・。<br />
<br />
俺の一縷の望みの手助けになってくれるとは・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
第二百四話につづく<br />
<br />
<br />
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<br />
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<br />
<!-- NINJA ANALYZE --> <br />
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//<![CDATA[<br />
var analyze00038804 = ninja_analyze('00038804',36, 'bfa66360');<br />
analyze00038804.Process();<br />
//]]&gt;<br />
</script><br />
<!-- /NINJA ANALYZE --><br />
]]> 
    </content>
    <author>
            <name>久遠</name>
        </author>
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    <id>bealive.blog.shinobi.jp://entry/211</id>
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    <published>2007-09-02T20:29:41+09:00</published> 
    <updated>2007-09-02T20:29:41+09:00</updated> 
    <category term="小説" label="小説" />
    <title>第二百二話・全ての真実（後編）</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[「私ね・・・。昔、彼氏みたいな人がいたんだよね」<br />
「へえ・・・」<br />
<br />
ちょっと面白くない気分になった。<br />
<br />
憂樹に彼氏がいたとしてもちっとも珍しい話じゃない。<br />
俺みたいに一度も恋人がいない方が珍しいんだから。<br />
<br />
それは分かってる。頭では分かってるんだ。<br />
<br />
しかしその事が、頭では分かっても心が分かってくれない。<br />
気持ちを割り切れない。<br />
<br />
その『事実』が、面白くない気分にさせる。<br />
<br />
これは嫉妬か。<br />
自分がこんなに嫉妬深い人間だとは知らなかった。嫌な奴だな、俺。<br />
<br />
<br />
<br />
・・・あれ？<br />
<br />
<br />
<br />
「ねえ。今、『みたいな』って言ったよね」<br />
「そうだよ」<br />
「じゃあ・・・、正確には彼氏ではなかったの？」<br />
<br />
憂樹に鍛えられてるせいか、こういう細かい事に気付くようになったのか。<br />
それとも、憂樹に彼氏がいた事を受け入れたくない気持ちがそこを気付かせたのか。<br />
<br />
どっちかは分からないけど、まあどっちでも良い。<br />
<br />
「そうだね、彼氏ではなかったね。彼氏って言うのはおこがましいかな」<br />
「・・・・・・」<br />
<br />
ちょっと「良かった」と思ってしまった。<br />
つくづく小さい男だな・・・。<br />
<br />
<br />
「え、じゃあどういう関係だったの？」<br />
「まさとと私の関係に近いかも知れない」<br />
「俺？」<br />
「前にまさとは言ったよね。私の事を尊敬してるって」<br />
「うん、言った」<br />
「私も、その人に対して持ってたのは・・・、尊敬だったのかも知れない。<br />
　今、思えばね・・・。」<br />
<br />
何だろう、何か凄く悲しげに言ってるような・・・。<br />
<br />
「その人は今、どうしてるの？」<br />
「・・・・・・」<br />
「？」<br />
<br />
突然、憂樹が黙り込んでしまった。<br />
<br />
「その人は・・・、死んじゃったんだよ」<br />
「え！！」<br />
<br />
死んじゃった・・・。<br />
<br />
「どうして・・・」<br />
「くだらない事でケンカしちゃってね。私が道路に飛び出した時にトラックが来て・・・」<br />
「・・・！」<br />
「私をかばって、トラックにはねられちゃったんだよ」<br />
「な・・・」<br />
「そこなんだけど」<br />
<br />
突然、橘川さんが話し出した。<br />
<br />
「確かに憂樹をかばった訳だけど、その時信号は青だった。<br />
　実はトラックは居眠り運転をしてた事が後から分かったんです。<br />
　つまり、過失は明らかにトラック側にあった」<br />
「そんなの関係無いよ・・・。私が喧嘩したから飛び出した。<br />
　それを庇ったからそうなった。それは事実じゃない」<br />
「いや・・・、それはそうなんだけどよ・・・」<br />
「あの・・・。橘川さんは、どうしてそれを知ってるんですか？<br />
　もしかして友達だったとか？」<br />
「ええ。俺とアイツは高校からの親友だったんですよ」<br />
「そうでしたか・・・」<br />
「ここを作ったのも、純とアイツだからね」<br />
「ええ！？」<br />
「そうなんですよ。高校を卒業する時、俺とアイツが立ち上げたんです。<br />
　まあ・・・、と言っても、アイツの実家が本職の探偵で<br />
　ここはその傘下としてやってるだけなんですけどね。<br />
　本職に頼らなくても、もっと気軽に頼める探偵会社を作ろう、と<br />
　親に懇願して会社を作って・・・」<br />
「だから私達は、本職から色々とノウハウを学べたって訳」<br />
<br />
なるほどな・・・。正に本物、プロから学んだのか。<br />
そりゃ凄い訳だ・・・。<br />
<br />
「で、ね・・・」<br />
「ああ、はい」<br />
「その人の名前なんだけど・・・」<br />
「名前？ああ、何て言う人なの？」<br />
「・・・・・・」<br />
<br />
何だろう、気まずいような顔をしている。<br />
<br />
「秋山・・・和人って名前なんだよ」<br />
「あきやまかずと・・・。え！？秋山！？」<br />
<br />
それってまさか・・・。<br />
<br />
「そう。和人はね・・・。馨のお兄さんなんだよ」<br />
「な・・・！！！」<br />
<br />
憂樹の恋人みたいな人が・・・、秋山薫のお兄さん！？<br />
<br />
「馨はね、お兄さんである和人と一緒にここにいたの。<br />
　和人が亡くなった時に出て行っちゃったけど」<br />
<br />
そうか、そういう事だったのか・・・！！<br />
いつだったか、秋山は憂樹と同じ畑で学んだ、なんて言ってたけど<br />
（第百十四話・『かつての同胞』より）<br />
その『畑』っていうのはこれだったのか・・・！！！<br />
<br />
「え、でもちょっと待って。<br />
　二人が兄弟だってのは分かったけど、どうして出て行っちゃったの？」<br />
「和人が私を庇ったからだよ。それが気に入らなかったんだね」<br />
「何だよ、気に入らないって・・・」<br />
「『そんな正義があなた達の正義か』ってね。<br />
　自分の身すら守れない、他人の為なら自分を犠牲にする。<br />
　そんなやり方ならもうついて行けないって言って」<br />
「そんなのって・・・！それとこれとは関係無いじゃないか！」<br />
「馨にとっては大有りなんだよ。アイツの中ではね。<br />
　和人が死んだショックもあるんだろうけど」<br />
「憂樹は・・・、そんな言い分に納得してるの！？」<br />
「私は何も言えないよ。だってアイツの兄を殺した張本人なんだよ」<br />
「あ・・・」<br />
<br />
確かに・・・。<br />
<br />
法的に罪は無いだろうけど、秋山の立場からすれば<br />
憂樹は兄貴を殺した原因を張本人、としか考えないかも・・・。<br />
<br />
そんな人に何を言われても・・・。<br />
<br />
「前に秋山が言ってた・・・、不幸にしたってその事だったんだ」<br />
「そう。馨にしてみれば不幸を与えた張本人だよ。<br />
　アイツは和人を尊敬してた。いつか追い付くんだって頑張ってた。<br />
　そんな兄を殺したんだからね・・・」<br />
「そう言えば、秋山は大事な事が分かってない、なんて言ってた事があったけど<br />
　それは何なの？」<br />
「私が探偵をやるようになったのは・・・和人が出来なかった事。<br />
　和人がやろうとしていた事を引き継ぐ為なんだよ。<br />
　和人の分まで生きて、和人の分まで探偵として頑張る為に。<br />
　それが私なりの償いだと思ってる。助けて貰った恩返しだって。<br />
　でも馨は、私が和人の代わりにここにいる事が面白くない・・・<br />
　いや、それを通り越して憎くてしょうがないんだよ。<br />
　私を憎むのは仕方ない。そこは甘んじて受け入れようと思ってる。<br />
　憎しみは何も生まない、なんて綺麗事を言ってもしょうがないしね。<br />
　ただ、だからって和人がやって来た事を否定するのはおかしいんだよ。<br />
　それだけは絶対に認められない・・・。<br />
　アイツ、怒りに我を忘れて大事な事が見えなくなってるんだよ」<br />
「でも・・・、どうするつもりなの？」<br />
「馨と勝負するよ。それで私が馨に勝つ。<br />
　そうやって自分のやってる事が間違いだって事を分からせないと<br />
　馨は止まらないから・・・」<br />
<br />
何だか・・・<br />
大変な事になってたんだな・・・。<br />
<br />
憂樹がそんな過去を背負ってて<br />
そして今、そんな状況になっていただなんて・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
「・・・憂樹」<br />
「ん」<br />
「話は分かったよ。憂樹が今までそんな事になってただなんて知らなかった」<br />
「・・・うん」<br />
「で・・・、今、こんな事を言うのは不謹慎かも知れないんだけど」<br />
「はい」<br />
「今の話が・・・俺への返事と何の関係があるの？」<br />
「実はね・・・、転勤で引っ越さなきゃいけないって言うのは嘘なの」<br />
「え！！！」<br />
「あれは、私がまさとから離れる為の嘘なんだ」<br />
「どうしてそんな事を・・・」<br />
「もうこれ以上、まさとに迷惑をかけられないからだよ。<br />
　馨も、まさとに対して色々やって来たでしょ。<br />
　だから決着をつけたら・・・一度全部をリセットしようと思って」<br />
「何だよ、リセットって・・・？」<br />
「私は他人と深く関わっちゃいけない人間だったんだよ。<br />
　これ以上、まさとと関わってたらまた迷惑をかけちゃう。<br />
　馨以外の事で何かが起きて・・・ね」<br />
「そんな事、ある訳が・・・」<br />
「無いって言い切れるの？」<br />
「う・・・」<br />
<br />
それは・・・。<br />
<br />
「でも、あったとしてもそれは憂樹のせいじゃないだろ？」<br />
「私のせいじゃないかも知れない。でも、私のせいかも知れない。<br />
　それだけで十分なんだよ。私は実際に不幸にして来た前例があるんだから。<br />
　お父さんとお母さんも死んじゃったし・・・」<br />
<br />
それも・・・、絶対に憂樹のせいじゃない。<br />
憂樹のせいなんかじゃない！<br />
<br />
そう言いたかったけど、根拠の無い断定をしても憂樹には届かない。<br />
それが分かっていたから言えなかった・・・。<br />
<br />
「だから私は・・・、まさととは付き合えないの。<br />
　まさとが嫌いって訳じゃない。むしろ好きな方だよ。<br />
　前に言ったと思うけど大事な人だと思ってる。<br />
　でもだからこそ私は、まさとと離れなきゃいけないんだよ。<br />
　大事な人を私のせいで不幸にしたくないから・・・」<br />
「・・・・・・」<br />
「ごめんなさい・・・。本当に・・・ごめんなさい」<br />
<br />
<br />
<br />
俺は・・・、憂樹がここまで心を閉ざしているとは思わなかった。<br />
<br />
完全に他人と関わる事を拒絶してしまっている。<br />
<br />
自分のせいで不幸にしてしまうと思っている。<br />
<br />
憂樹が・・・、こんなに深く重い悲しみを背負っているなんて・・・。<br />
<br />
俺がもう少し強くなってたら・・・<br />
もっと早く、強くなれていたら・・・。<br />
<br />
ここで憂樹に「俺は憂樹のせいで不幸になったりしない」と<br />
ハッキリ言えて憂樹も心を開いてくれたかも知れない。<br />
<br />
結局また・・・、俺の弱さがこういう結末にしてしまったのか・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
第二百三話につづく<br />
<br />
<br />
<br />
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<br />
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    <author>
            <name>久遠</name>
        </author>
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    <published>2007-09-01T23:30:17+09:00</published> 
    <updated>2007-09-01T23:30:17+09:00</updated> 
    <category term="小説" label="小説" />
    <title>第二百一話・全ての真実(中編)</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[「まさと。佐藤亜矢子さん、覚えてるよね」<br />
「・・・うん」<br />
<br />
もちろんだ。忘れる訳が無い。<br />
<br />
フラれたし、もう違う人(憂樹)を好きになってるし考ええないようにはしてるが<br />
だからと言ってそう簡単には忘れられない。<br />
<br />
「亜矢子さんと和解した時・・・亜矢子さんからメールが来たじゃない」<br />
「ああ・・・、まあね」<br />
<br />
言われて思い出した。<br />
さすがにそんな細かい事は忘れていた。<br />
<br />
「実はあれ、私が絡んでるんだよ」<br />
「・・・え？」<br />
「正確に言うと、ここにいる私達。<br />
　その時、彰はいなかったけどね」<br />
「・・・え？え？？？」<br />
<br />
正直、憂樹が何を言っているのか全く分からなかった。<br />
<br />
憂樹が絡んでる・・・？<br />
<br />
「ゴメン、あのさ。<br />
　言ってる意味が全然分からないんだけど・・・絡んでるって何が？」<br />
「亜矢子さんが謝りたいってメールしたでしょ。<br />
　あれは私がそうさせたんだって言ってるの」<br />
「・・・え！！？？」<br />
<br />
・・・ますます分からなくなった。<br />
<br />
「・・・・・・」<br />
「・・・ゴメン、いきなりこんな事を言っても分からないよね。<br />
　ちゃんと順を追って説明するよ」<br />
「・・・うん」<br />
「まさとが、亜矢子さんや周りから無視されて、落ち込んでた時があったよね」<br />
「・・・あったね」<br />
「その時、私はmixiを使って亜矢子さんのページを探し出して<br />
　亜矢子さんと接触したんだよ」<br />
「え！？どうやって亜矢子のページを見付けたの！？」<br />
「東秀大学のコミュニティを探して、そのメンバーを調べたら簡単に見付かったんだよ。<br />
　mixiは参加してる人が物凄く多いから、ほぼゼロから人を探さなきゃいけない時によく使うの。<br />
　若い人なら、かなりの確率で見付かるよ。もちろん見付からない時はあるけど、その時は別の方法を使うし」<br />
「へえ・・・。<br />
　まあ、憂樹が亜矢子に接触出来た理由は分かったよ。<br />
　で、そこからどうしたの？」<br />
「亜矢子さんを呼び出して・・・軽く脅したの」<br />
「脅した！？」<br />
「『あなたが意地悪をしているせいで、工藤さんが落ち込んでますよ。<br />
　このままでは彼は自殺するかも知れません。<br />
　そうなれば、あなたのせいになりますよね』<br />
　・・・なんて言ってやったんだよ」<br />
「何で・・・、そんな事を・・・」<br />
「やり方が許せなかったからだよ。<br />
　別に、もう会わないようにするのは勝手だよ。<br />
　でもそのせいで、まさとが凄く悲しんでた。そんなのは許されるやり方なの？<br />
　結局は、亜矢子さんの勝手な自己満足でしかないじゃない。<br />
　そりゃ、私には関係無い話だよ。そんなのは分かってた。<br />
　でも目の前で、その勝手な自己満足のせいで傷ついてる人がいた。<br />
　他人ならともかく、あなたは身内なんだよ。<br />
　私は・・・そういう状況で見て見ぬ振りが出来る人間じゃないの。<br />
　いろんな裏のやり方を知ってる分、尚更ね」<br />
「・・・・・・」<br />
「そういう意味では、私も勝手な自己満足でしか無いのかも知れない。<br />
　でもね、こういうのは勝った者が勝ちなの。勝手同士がぶつかるなら、相手を黙らせる。つまり論破した方が勝ち。<br />
　馨が言ってる事と同じような話なんだけどね」<br />
<br />
・・・・・・。<br />
<br />
言ってる事は分かった。<br />
憂樹がどんな理由で、何をやったかも分かった。<br />
<br />
しかし、その一つ一つがあまりにも非現実的と言うか・・・。<br />
つまりは現実感をほとんど感じなかった。<br />
<br />
それは俺が、あまりにも『普通』な世界でしか生きて来なかったからだろう。<br />
ちょっと普通を外れればこんなのはよくある話なのかも知れない。<br />
ここが俺の甘さであり、世間知らずな部分なんだろうな。<br />
<br />
「・・・あのさ」<br />
「はい」<br />
「どうして亜矢子を脅そうって思ったの？<br />
　普通に呼び掛ければ応じるとは考えなかったの？」<br />
「その理由は二つ。<br />
　一つは、さっき言ったけど、やり方が許せなかったから」<br />
「だから厳しくやったって事？」<br />
「・・・うん」<br />
「・・・・・・」<br />
「もう一つは、確実に呼び出せるように。<br />
　日記を読んでみたら良い人みたいだったから、周りに流されて、とか<br />
　合わさざるを得なかった、なんて理由だってのが分かったから<br />
　そういう人なら、脅せば確実に応じるだろうなって思ったんだよ」<br />
「・・・そうなんだ」<br />
<br />
憂樹が・・・<br />
そんな事をしてたなんて・・・。<br />
<br />
「え、で・・・。<br />
　私『達』が、って言ってたのは何？」<br />
「亜矢子さんを見付けるって言っても簡単ではないからね。純や真琴にも手伝って貰ったんだよ」<br />
「へえ・・・」<br />
「引いた？」<br />
「え？」<br />
「私がこんな事をやってたなんてショックでしょ？しかも片想いしてた亜矢子さんにそんな事してたなんて。<br />
　ドン引きして、嫌いになった？」<br />
「いや・・・。そんな事は無いよ」<br />
「・・・！」<br />
「だって、憂樹は俺の為にやってくれたんだろ？<br />
　そりゃまあ、ちょっとショックではあるけど<br />
　そんな、嫌いになるだなんて事は無いよ。<br />
　それに、結果的にはそのおかげで亜矢子とちゃんとした形でサヨナラ出来たんだし」<br />
「・・・優しいんだね。<br />
　それじゃあ、もっと凄い話をしてあげるよ」<br />
「凄い話・・・ですか」<br />
<br />
これだけでも相当に凄い話なんだけど<br />
もっと凄い話って・・・<br />
一体何なんだろう。<br />
<br />
「まさと、『treasure』やってた時があったよね？」<br />
「あったよ」<br />
「実はね。私はそれにも絡んでるんだ」<br />
「へ！？」<br />
「まさと、その頃に片思いしてたじゃない。<br />
　あと、バイトしてて女の子の友達もいたよね」<br />
<br />
鈴木さん（鈴木華穂）と山口さん（山口優希子）の事か。<br />
<br />
「まさとは名前を教えてくれなかったけど<br />
　私は名前を知ってるんだよ。<br />
　鈴木華穂と山口優希子だよね。<br />
　そして片思いをしていたのは山口優希子の方」<br />
「・・・！！！」<br />
<br />
な・・・！！<br />
<br />
どうしてその事を！！！<br />
<br />
「何で・・・知ってるんだよ・・・。<br />
　俺、憂樹には教えてない筈だよ・・・？」<br />
「うん、そうだね。<br />
　でも私が知ってるのはそれだけじゃないの」<br />
「それだけじゃない？」<br />
「その二人ってさ、『treasure』でパーティーのメンバーでもあったよね。<br />
　鈴木華穂がフィンで<br />
　山口優希子がマッキーというＨＮだった」<br />
「・・・・・・」<br />
<br />
頭が真っ白になった。<br />
<br />
茫然自失になった。<br />
<br />
憂樹が言ってる言葉を<br />
まともに受け止められない・・・。<br />
<br />
「え・・・いや、あのさ・・・」<br />
「ん？」<br />
「どうして・・・そんな事まで知ってるのさ。<br />
　確かに、鈴木さんも山口さんもバイト先の人だし、『treasure』で一緒の人だった。<br />
　でも俺は、その人達の名前も、その人達が同じ人だなんて事さえ言ってないんだよ？<br />
　それなのにどうして、そこまで知ってるんだよ！？」<br />
「私は、まさとのバイト先の友達と、『treasure』のメンバーが同じじゃないかって推理したんだよ。<br />
　で、その推理を元に調べてみたら同じ人だって分かったの」<br />
「調べたって・・・」<br />
「私ね、まさとの携帯を盗み見した事があるんだよ」<br />
「え！！」<br />
「そこから、友達だった二人が鈴木華穂と山口優希子という名前だって分かった。<br />
　後は簡単だよ。またmixiで探せば良い」<br />
「でも、そんな名前の人なんか沢山いるんじゃないの？」<br />
「『treasure』のコミュに入ってたし、二人はマイミク同士だったし、HNは『フィン』と『マッキー』だった。<br />
　しかも日記を見たら、まさとと思われる人の事も書いていた。<br />
　これだけ要素が揃ってたから断定したの。<br />
　そして実際、その通りだったしね」<br />
「そこまでして・・・」<br />
「プラス」<br />
「え」<br />
「まさとが片想いしてた子は山口優希子の方」<br />
「！！」<br />
「でも山口優希子は、いきなり他の男と付き合う事になったって言ってたけど・・・<br />
　その男はガッティ。『treasure』のプレイヤーだよね」<br />
「！！！！！」<br />
<br />
な・・・。<br />
<br />
「それも・・・調べたの？」<br />
「そうだよ。mixiのページが見付かったから<br />
　そこを読んでたら面白いくらい色んな事が分かったよ」<br />
「何の為にそこまでなったんだよ・・・。<br />
　亜矢子の時みたく、また謝らせたかったの？」<br />
「それが出来れば理想的だったんだけどね。でも無理だった。<br />
　アイツらは自己中極まりない勝手な人間だったから、何を言っても無断だって分かったから。<br />
　実際、まさとの所に謝りに来てないでしょ？」<br />
「・・・うん」<br />
「だから私は純達に協力して貰って、アイツらを<br />
　『treasure』から退会させてやったんだよ」<br />
「退会！？どうやってそんな事！？」<br />
「アイツら規約違反になる事をやってたんだよ。<br />
　だから、違反が発覚して即退会のペナルティーになるように罠を仕掛けただけ。<br />
　ガッティはちょっと挑発すればすぐに怒って迂闊な事する奴だからね。<br />
　どうすれば良いのか、ってのが分かれば簡単だったよ。<br />
　実にアッサリとペナルティーになったから」<br />
「え、じゃあ・・・<br />
　もうみんな退会させられたの？」<br />
「そう。もういないよ。<br />
　まあ、また性懲りも無く入会し直したかも知れないけどね。<br />
　さすがにそこも何かしてやろうとは思わないから、放っといてるけど」<br />
「・・・・・。<br />
　それもやっぱり・・・憂樹が許せなかったからなの？」<br />
「・・・そうだよ」<br />
<br />
何て言うか・・・<br />
憂樹が憂樹じゃないように感じる・・・。<br />
<br />
憂樹はこんな人だったのか。<br />
俺の知ってる憂樹は、本当の憂樹じゃないかったのか。<br />
<br />
そんな風に感じてしまう・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
「さて、じゃあ本題に入ろうか」<br />
「・・・今までのは本題じゃないの！？」<br />
「そう。ただ、私がこんな事をやって来たっていう点を話しただけ。<br />
　ここからは・・・どうして私がこんな人間になったのか。<br />
　いつだったか、まさとが馨に持ち掛けられた<br />
　私の過去について話してあげるよ」<br />
「憂樹の・・・過去？」<br />
<br />
<br />
<br />
いつか、俺が強くなれたら憂樹が自分の過去について話してくれる。<br />
<br />
そう信じてたのに・・・<br />
こんな形で聞く事になってしまった。<br />
<br />
一体・・・<br />
憂樹の過去に何があったんだ・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
第二百二話に続く<br />
<br />
<br />
<br />
※次回は後編！<br />
遂に憂樹の過去が明らかになる・・・！！<br />
<br />
<br />
<br />
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<br />
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    <author>
            <name>久遠</name>
        </author>
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    <id>bealive.blog.shinobi.jp://entry/209</id>
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    <published>2007-08-31T22:21:00+09:00</published> 
    <updated>2007-08-31T22:21:00+09:00</updated> 
    <category term="小説" label="小説" />
    <title>第二百話・全ての真実（前編）</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[俺は憂樹に連れられて、小さなビルに入った。<br />
<br />
職場に行くって言われたけど・・・、一体何の関係があるって言うんだろう。<br />
<br />
<br />
<br />
「ここだよ」<br />
「うん・・・」<br />
<br />
憂樹はカードキーを使いドアを開けると中に入った。<br />
<br />
中には男の人が二人と、女の人が一人いた。<br />
<br />
女の人は・・・<br />
真琴さんだった。<br />
<br />
「あら、アキラもいるの？」<br />
「あ、すいません・・・どうしても会いたくなっちゃって」<br />
「別に良いよ。その方が話が分かりやすいし」<br />
<br />
憂樹は三人の前に立つと俺の方を向いた。<br />
<br />
<br />
<br />
「じゃあ・・・まさとには今までずーっと隠してた事を話そうと思うの。<br />
　結果として、それが全ての答えになると思うんだ」<br />
「・・・うん」<br />
<br />
正直そう言われても全くピンと来なかった。<br />
とりあえず憂樹の話を聞くしかない。<br />
そうすれば分かるのかも知れない。<br />
<br />
<br />
<br />
「じゃあまず私達の仕事から。<br />
　簡単に言えば・・・<br />
　私達は探偵をやってるんだよ」<br />
「た・・・探偵！？」<br />
<br />
そうなのか。<br />
<br />
推理力が凄かったから、探偵みたいだ、と思った事は何度もあったけど<br />
本当に探偵だったなんて・・・。<br />
<br />
「ただね。探偵とは言っても推理小説に出て来るようなモノじゃないよ」<br />
「ああ・・・、それなら俺も分かるよ。<br />
　例えば浮気調査だとか人捜しをしたりだとか<br />
　そういう仕事の方が多いって事だろ？」<br />
「うん、それもあるんだけどね。<br />
　私達がやってるのは、それよりもっと砕けた物なんだよね」<br />
「砕けた物？」<br />
「何でも屋と探偵の間とでも言うのかな。<br />
　普通の人は『探偵』って聞くと敷居が高くて入れない事が多いみたいなんだよ。<br />
　割と大した問題じゃないから探偵に頼めない、頼みづらい、って人を<br />
　ウチで引き受けてる、なんて感じかな」<br />
「へー・・・」<br />
<br />
なるほど。<br />
素人考えでしか無いけどそういうのがあってくれると助かりそうだ。<br />
<br />
<br />
<br />
「で、彼女は・・・<br />
　まさとは会った事あるよね」<br />
「ああ・・・、うん」<br />
「お久し振りです」<br />
<br />
真琴さん。<br />
うん、朝倉真琴さんだ。<br />
<br />
「じゃあアキラ。<br />
　自己紹介する？」<br />
「はい」<br />
<br />
アキラと言われた人は椅子から立ち上がった。<br />
<br />
「はじめまして。君島彰と言います」<br />
「はじめまして・・・工藤雅博です」<br />
「彰はね、ハッカーだったんだよ」<br />
「ハッカー！？」<br />
<br />
ハッカーって・・・<br />
犯罪者じゃないのか！？<br />
<br />
「最初はウチのメンバーじゃなかったんだけど<br />
　まあ、色々あってね。今は仲間として活躍中なんだよ」<br />
「もうその話は止めて下さいよ憂樹さん。<br />
　過去の話じゃないですか」<br />
「・・・・・・」<br />
<br />
その『色々』が気になる所だけど<br />
今は聞いちゃいけない気がする・・・。<br />
<br />
「で、彼はウチのリーダー」<br />
「どうもはじめまして。<br />
　橘川純と言います」<br />
「はじめまして」<br />
<br />
・・・あれ？この人とは<br />
どっかで会った事があるような気がするんだけど・・・。<br />
<br />
「あの・・・、どこかでお会いした事ありましたっけ？」<br />
「さあ・・・？多分無いと思いますけど？」<br />
「そう・・・ですか」<br />
<br />
そう言えば以前、憂樹が風邪を引いて欠勤する時<br />
会社に連絡をした事があったけど（第百二十九話・『最大の不覚』より）<br />
そのせいかな・・・？<br />
<br />
（※まさとは忘れていてジュンは嘘をついていますが<br />
　実はまさとはジュンと会った事があります（第百六十五話・『救世主』より））<br />
<br />
<br />
<br />
「で、これから・・・<br />
　まさとにとっては衝撃的な話が続くと思うけど<br />
　引き返すなら今の内だよ。聞く以上はもう止める訳にはいかなくなるんだから」<br />
「・・・分かった。<br />
　ちゃんと聞くよ」<br />
<br />
<br />
<br />
一体何が話されるって言うんだろう・・・。<br />
<br />
全く想像もつかないけど<br />
俺にとっては・・・<br />
これは聞いておかなければいけない。<br />
避けてはいけない。<br />
<br />
そんな話であるような気がした。<br />
<br />
<br />
<br />
第二百一話につづく<br />
<br />
<br />
<br />
※遂に明かされる真実！<br />
次回は中編！<br />
憂樹が語る『真実』に、まさとは・・・！？<br />
<br />
<br />
<br />
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    <author>
            <name>久遠</name>
        </author>
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    <id>bealive.blog.shinobi.jp://entry/208</id>
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    <published>2007-08-30T23:34:34+09:00</published> 
    <updated>2007-08-30T23:34:34+09:00</updated> 
    <category term="小説" label="小説" />
    <title>第百九十九話・憂樹の返答</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[｢・・・・・・｣<br />
｢・・・・・・｣<br />
<br />
俺も憂樹も、黙って何も言えなくなってしまった。<br />
<br />
憂樹は返答に困ってるんだろうか。<br />
正直、空気が重苦しいので何か言って欲しい・・・。<br />
<br />
<br />
そう言えば藤井さんに告白された時にそんな事を言われたが<br />
なるほど、あの時の藤井さんはこんな気分だったのか・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
｢・・・ねえ｣<br />
｢え、あ、何！？｣<br />
<br />
ようやく憂樹が口を開いてくれた。<br />
<br />
｢随分前に、まさとに言っておいた筈だよね。<br />
　『私の事は好きにならない方が良いよ』って｣<br />
｢・・・・・・｣<br />
<br />
やっぱりそこを言われたか・・・・。<br />
まあ、当然だよな。<br />
<br />
｢・・・言ったね｣<br />
｢それなのに、何で私なんかを好きになったの？｣<br />
｢それは・・・、まあ色々あって・・・｣<br />
｢色々？強くなる為に教えられてる内に惹かれたって事？｣<br />
｢ちょっと違う｣<br />
｢え・・・｣<br />
<br />
憂樹は予想が外れた事が意外過ぎたのか、かなり驚いた顔をした。<br />
多分、これで間違いないと確信してたんだろう。<br />
<br />
｢じゃあ・・・何で？｣<br />
｢前に、俺がフラれた事があったよね｣<br />
｢ああ、『ｔｒｅａｓｕｒｅ』をやってた頃ね｣<br />
｢あの時に・・、・憂樹に慰めて貰ったり優しくして貰って・・・<br />
　それで一気に惹かれたって言うのが大きいかな｣<br />
｢・・・！！｣<br />
｢もちろん、今までに色々教えて貰って惹かれてたって言うのもあるんだけどね・・・｣<br />
<br />
今度は｢そうか！｣なんて言いたそうな顔をした。<br />
鋭い憂樹の事だ。今ので、憂樹の頭の中で全ての辻褄が合ったんだろう。<br />
<br />
｢・・・何でよ｣<br />
｢え？｣<br />
｢何で私なんか好きになったのよ！？<br />
　好きになるなって言ったじゃない！！どうして言う事が聞けないの！？<br />
　どうして聞かなかったのよ！！！｣<br />
｢・・・・・・｣<br />
<br />
驚くほど、憂樹は感情を剥き出しにした。<br />
<br />
怒られた時に怒りを露わにした事はあったが、こんな形では初めてだった。<br />
<br />
しかも俺が一度説明した事をまた繰り返し聞いている。<br />
論理的に話をする憂樹にしては極めて珍しい。いつもと様子が全く違う。<br />
『意外』を通り越して、驚きを感じる。<br />
<br />
そしてその剥き出しにした感情をぶつけられて、俺も焦りを感じて来た。<br />
どうするべきなのか分からないからだ・・・。<br />
<br />
｢・・・・・・｣<br />
｢・・・・・・｣<br />
<br />
またお互いに黙り込んでしまい<br />
俺はどうしたら良いのか、ますます分からなくなってしまった。<br />
<br />
<br />
<br />
｢・・・ごめん｣<br />
｢え｣<br />
<br />
憂樹は落ち着いたのか、今度は謝り始めた。<br />
<br />
｢好きになってくれたのに怒るなんて、最低だね私。<br />
　まさとは悪くなんか無いのに・・・｣<br />
｢いや・・・。確かに俺も『好きにならない方が良い』って言われておいて<br />
<br />
それを無視して好きになっちゃったし告白までしたんだから・・・<br />
　怒られて当然だよ。俺こそごめん｣<br />
｢それでさ｣<br />
｢はい｣<br />
｢好きになった理由は分かったけど、何で告白しようって思ったの？｣<br />
｢・・・！それは・・・｣<br />
<br />
痛い所を突かれた。<br />
<br />
｢何で私がこんな事を聞くか分かるよね｣<br />
｢どうして諦めなかったのか・・・、って事だろ。<br />
　前もってダメだって言われてるのに何で諦めずに告白したのかと｣<br />
｢・・・正解｣<br />
<br />
もっともな言い分だ。<br />
<br />
憂樹にしてみれば、こういう状況にならないように『好きになるな』と言っておいた筈なのに<br />
俺はそれを無視してるようなモノなんだから。<br />
<br />
しょうがない・・・。<br />
正直に言うしかない。<br />
<br />
｢憂樹と・・・・、離れたくないからだよ｣<br />
｢・・・！！！｣<br />
<br />
今度はさっき以上に驚いた顔になった。<br />
<br />
｢確かに・・・。好きになるなって言われてるし<br />
　後ろめたいモノとか不安もあったよ。<br />
　でもどうしても・・・諦め切れなかった。<br />
　だって好きになっちゃったんから・・・しょうがないだろ・・・！！<br />
　それならせめて、当たって砕けちゃうか<br />
　もしかしたら、って言う奇跡を信じてみようと思ったからなんだよ。<br />
　どうしたら良いのか分からなくて・・・相談に乗って貰ったし｣<br />
｢・・・・・・。<br />
　そう・・・、なんだ｣<br />
<br />
憂樹な顔が、悩んでいるようなモノになった。<br />
どうしたら良いのか、どうするべきなのか迷ってるのか。<br />
<br />
それとも・・・。<br />
<br />
｢分かったよ｣<br />
｢えっ？｣<br />
｢何も説明しなかった私も悪いんだよね。<br />
　好きにさせちゃった点にも責任があるし・・・<br />
　来るべき時が来たんだろうね｣<br />
｢・・・？｣<br />
<br />
何かを決断したような表情と口調だけど<br />
それが何なのかは分からない。<br />
<br />
｢告白の返答は・・・、悪いんだけど明日にさせて貰えないかな｣<br />
｢え・・・、それは構わないけど｣<br />
｢まさとの為に、全部説明するよ。<br />
　その準備みたいな意味で・・・ね｣<br />
｢・・・？｣<br />
<br />
憂樹が何を言っているのか分からなかった。<br />
説明ってどういう事なんだろう・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
そして。<br />
<br />
俺と憂樹はこの場で一旦分かれて別々に帰る事になったのだが<br />
何故か、憂樹は帰って来なかった。<br />
<br />
さっき言っていた<br />
『準備』に関係があるのかな・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
そして、次の日。<br />
<br />
｢まさと｣<br />
｢憂樹・・・！｣<br />
<br />
大学の帰り道で憂樹が俺を待っていた。<br />
幸いにも今日は、バイトも無い日だった。<br />
<br />
｢待たせちゃってごめん。これから返事をしたいんだけど｣<br />
｢返事・・・ですか｣<br />
<br />
早く答えを貰いたいとは思っていたが、少々急な話だ。<br />
<br />
｢私に着いて来て｣<br />
｢えっ？どういう事？｣<br />
｢ちゃんと説明するから。　どうして『好きになるな』なんて言ったのか。　それも含めて今まで秘密にしてた事を全部｣<br />
｢秘密にしてた事？｣<br />
<br />
告白の返事とどんな関連性があるんだろう。<br />
<br />
<br />
<br />
｢どこに行くの？｣<br />
｢私の・・・会社だよ｣<br />
<br />
<br />
<br />
つづく<br />
<br />
<br />
<br />
COUNTDOWN..."1"<br />
<br />
<br />
<br />
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            <name>久遠</name>
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    <published>2007-08-29T23:36:58+09:00</published> 
    <updated>2007-08-29T23:36:58+09:00</updated> 
    <category term="小説" label="小説" />
    <title>第百九十八話・告白の時</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[とりあえず俺は、憂樹と外で会う事にした。<br />
<br />
告白すると言っても・・・家の中じゃいろんな意味で恥ずかしいから。<br />
<br />
<br />
<br />
「あのさ憂樹。今日、仕事が終わったら一緒に行って欲しい所があるんだけど」<br />
「一緒に？買い物に付き合って欲しいとか？」<br />
「まあ・・・、そんな感じかな」<br />
「別に良いよ。何時くらいにする？」<br />
「憂樹が仕事が終わったらすぐ・・・が良いかな」<br />
「ん。じゃあ帰りにしよっか。終わったら電話するよ」<br />
「うん・・・」<br />
<br />
<br />
<br />
そして俺は・・・、大学が終わると憂樹からの電話を待った。<br />
<br />
<br />
<br />
もう、引き返せない・・・。<br />
<br />
いや、引き返すつもりなんて最初から無いけど<br />
やっぱりいざ本番が近づくとなると不安や心配が湧いて来てしまう。<br />
<br />
俺の・・・、いつもの弱さだ・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
そして・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
「あ、もしもし？今、仕事終わったよ」<br />
「うん・・・」<br />
<br />
ますます緊張して来た。何でもないように装うのがかなり大変だった。<br />
<br />
「じゃあ・・・、駅の入り口に来てくれないかな」<br />
「入り口だね。オッケー。すぐ行くよ」<br />
<br />
<br />
<br />
また更に緊張して来た。<br />
<br />
ほんの一瞬でも、時間が進むだけで緊張が増して来る。<br />
時間が進むと言う事は、憂樹が近付いて来ていると言う事であり<br />
<br />
<br />
<br />
そして・・・、告白の時が近付いていると言う事でもあるからだ。<br />
<br />
<br />
<br />
「おまたせ」<br />
「・・・うん」<br />
<br />
憂樹が来た。<br />
<br />
「さて。じゃあ何処に行けば良いのかしらん？」<br />
「・・・その前にさ」<br />
「ん？」<br />
「俺と憂樹が初めて会ったのは・・・、ここだったよね。<br />
　まあ、正確には初めてじゃないけど」<br />
「ああ・・・、そうだね・・・」<br />
<br />
そうだ。<br />
<br />
憂樹が総吉オジサンの所から、仙台から東京に出て来て<br />
ウチで暮らす、となって・・・。<br />
<br />
憂樹を迎えに行ったんだ。<br />
<br />
そして、ここで初めて憂樹と会った・・・。<br />
まあ初めてでは無いんだけど、俺にとっては憂樹との物語はここから始まったんだ。<br />
<br />
<br />
<br />
「こんばんわ、憂樹ちゃん」<br />
「こんばんわ。おばさん」<br />
<br />
コイツが・・・。<br />
<br />
柴原・・・、憂樹・・・。<br />
<br />
「柴原憂樹です」<br />
「工藤・・・、雅博です・・・」<br />
<br />
<br />
<br />
「何で急にそんな話するの？思い出に浸りたくなっちゃったの？」<br />
「いや・・・、それは・・・」<br />
「ははーん、読めた。一緒に行きたい所があるって言うか<br />
　一緒にいて今までの思い出を振り返りたいんでしょ？」<br />
「・・・・・・」<br />
<br />
ちょっと違う。<br />
<br />
「まあ、そうだよね・・・。もうすぐお別れなんだし・・・」<br />
「・・・・・・」<br />
<br />
上手く言葉が出て来ない。<br />
<br />
「ゆ・・・」<br />
「ん？」<br />
「憂樹！！！」<br />
<br />
必死に言葉を振り絞ったせいで、ちょっと大声になってしまった。<br />
<br />
「何よ・・・、大声出して」<br />
「ちょっと・・・、歩かないかな」<br />
「・・・良いよ」<br />
<br />
憂樹は、俺が思い出に浸りたいと考えてるみたいだから<br />
一緒に歩くと言うのも了承してくれたんだろう。<br />
まあそんな変な事じゃないし、普通の時でも了承しただろうけど。<br />
<br />
<br />
<br />
「ごめんね・・・、まさと」<br />
「え？」<br />
「私もこうするしか無いんだよ・・・。本当に申し訳無いと思ってる。<br />
　勝手な言い分だけど・・・分かって欲しいんだ」<br />
「・・・・・・」<br />
<br />
そこはしょうがない事だ。もう今更どうこう言うつもりなんて無い。<br />
<br />
だから・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
「ん？何か静かなとこに来ちゃったね」<br />
「・・・・・・」<br />
「私を襲う気じゃ無いでしょうね？」<br />
「まさか。そんな事しても返り討ちに遭いそうじゃないか」<br />
「んー、何か微妙な発言ね。まあ良いけど」<br />
<br />
こっちは、夜になると人通りが一気に減る。<br />
たまに会社帰りの人が通るくらいだ。<br />
<br />
・・・心臓の鼓動がどんどん激しくなって来る。<br />
<br />
それでも俺は、勇気を振り絞った。<br />
<br />
<br />
<br />
「あのさ、憂樹」<br />
「はい」<br />
「憂樹の決断って言うのは・・・俺にとっては凄く残念な事なんだ」<br />
「・・・分かってます。だからそこ」<br />
「でも！別にそれに関してどうこう言ったりはしない。<br />
　別に嫌いになったりとか憎んだりもしないよ」<br />
「そうなんだ・・・。ありがとう。分かってくれて」<br />
「だけど・・・、一つだけ譲れないモノがあるんだ。<br />
　これは・・・、これだけは・・・、絶対に言わなきゃいけない。<br />
　いや、いけない事に気付いたんだよ」<br />
「・・・それが今日の本題？」<br />
「うん・・・」<br />
「じゃあ・・・、何なのかな。絶対に言わなきゃいけない事って？」<br />
<br />
俺は、深呼吸をした。<br />
<br />
一度じゃ足りなかった。二回、三回、四回・・・。<br />
もう何回したのか分からないくらいに深呼吸をしまくった。<br />
<br />
「落ち着いた？」<br />
「うん」<br />
「じゃあ・・・、どうぞ」<br />
<br />
<br />
<br />
・・・・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
「俺は・・・、憂樹の事が好きなんだよ」<br />
「・・・・・・」<br />
<br />
<br />
<br />
憂樹は何を言われているのか分からなかったのか<br />
数秒間、全くの無反応だったが・・・<br />
しばらくして、ようやく状況が理解出来たらしい。<br />
<br />
<br />
<br />
「え・・・？え？え！？」<br />
<br />
動揺している。かなり戸惑っている。<br />
こんな憂樹は初めて見る。<br />
<br />
<br />
<br />
「な、何を馬鹿な事言ってるのよ・・・。そんな悪質な冗談・・・」<br />
「冗談でこんな事、言える訳無いだろ！」<br />
「・・・！」<br />
<br />
俺は思わず声を荒げてしまい、その声に憂樹も驚いてしまった。<br />
<br />
「それに・・・、俺がそんな冗談を言える人間でも無いって事も知ってるだろ」<br />
「・・・本気なんだ」<br />
「本気だよ。本当に、本気だよ」<br />
<br />
<br />
<br />
どう・・・なるんだろうか・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
つづく<br />
<br />
<br />
<br />
COUNTDOWN..."2"<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
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    <author>
            <name>久遠</name>
        </author>
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    <id>bealive.blog.shinobi.jp://entry/206</id>
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    <published>2007-08-28T23:09:41+09:00</published> 
    <updated>2007-08-28T23:09:41+09:00</updated> 
    <category term="小説" label="小説" />
    <title>第百九十七話・背中を押されて</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[とにかく俺は、今まで藤井さんに話していない事も含めて全ての事を話した。<br />
<br />
そうしないと、答えが出ないような気がしたからだ。<br />
<br />
<br />
<br />
「そうですか・・・。なかなか複雑なんですね」<br />
「それとね」<br />
「はい？」<br />
「藤井さんに・・・、ちょっと嘘をついてた事があるんだよ。<br />
　そこを謝らないといけないんだ」<br />
「え、何ですか？」<br />
「俺、前に・・・彼女がいた、みたいな話をした事があったよね」<br />
「えーっと・・・。<br />
　ああ、ありましたね」<br />
「実はそれ・・・嘘なんだよ。<br />
　俺は今まで、誰とも付き合った事が無いんだ」<br />
「え・・・！！」<br />
<br />
藤井さんは目を丸くして驚いていた。<br />
<br />
「そう・・・なんですか？ビックリしちゃいましたよ」<br />
「いや・・・、典型的なモテナイ男なんだ実は」<br />
「何で隠したんですか？やっぱり恥ずかしかったからですか？」<br />
「そうだね・・・。いわゆる『彼女いない歴＝年齢』ってやつだからさ。さすがに言えなくて」<br />
　藤井さんも・・・俺がこんな男だって知ってたら、告白してなかったでしょ？」<br />
「そんな事無いですよ。驚きはしましたけど、意外だった、っていうだけですから。<br />
　それに私、今まで付き合ってたかどうかとか気にしないですもん」<br />
「そう・・・？」<br />
<br />
本当に優しいな・・・。<br />
<br />
それにしても、彼女がいない、とか<br />
いなかった、とかって話をすると<br />
「意外だ」と言われる事が多いな俺は・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
「じゃあ・・・、相談に戻りましょうか」<br />
「うん・・・」<br />
「今、聞いた時点での私の答えなんですけど」<br />
「うん」<br />
「・・・すいません。<br />
　私にもどうすれば良いのか分からないです」<br />
「え・・・」<br />
<br />
分からない・・・。<br />
<br />
やっぱり難し過ぎる問題なのか・・・。<br />
<br />
「そっ・・・か。藤井さんでも分からないか」<br />
「でも」<br />
「え？」<br />
「『こうするべき』って言う正解が分からないだけなんですよ。<br />
　もし、私が工藤さんの立場ならどうするか、と言う答えなら話せるんですけど・・・<br />
　それで良いですか？」<br />
「もちろん！！」<br />
<br />
それだけでも充分に参考になる。<br />
<br />
「じゃ、お話しします。<br />
　私なら・・・」<br />
「・・・・・・」<br />
<br />
俺は緊張しながら答えを待った。<br />
<br />
「私なら、その人に告白しちゃいます」<br />
「・・・！」<br />
<br />
告白か・・・！<br />
<br />
「それはどうして？」<br />
「だって、もうどうにも出来なくなっちゃうんですから<br />
　そうなる前に、告白をしちゃった方が良いじゃないですか。<br />
　もしかしたら付き合ってくれるかも知れなくて<br />
　それなら、離ればなれになってもまだ繋がりは出来るんですよ」<br />
「そう・・・、だよね」<br />
「工藤さんは、どうしてその人に告白しないんですか？<br />
　と言うか、今までも」<br />
「いや・・・、自信が無かったから。<br />
　もっと信頼を上げてからにしたいと思ってたんだよね」<br />
「でも、もうそんな余裕なんかありませんよ。<br />
　これ以上は、信頼を上げようも無いじゃないですか」<br />
「・・・そうだね」<br />
「それなら、告白しちゃった方が良いですよ。<br />
　例え断られても、自分の気持ちに決着がつけられるじゃないですか。<br />
　想いも告げられずに中途半端に終わるのって<br />
　めちゃくちゃ悲しいですよ？」<br />
「・・・・・・」<br />
<br />
確かに・・・藤井さんの言う通りだろうな。<br />
<br />
今更、もっと信頼を上げたいとか自信が無いとか<br />
そんな事を言えるような状況じゃ無くなったんだから・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
もう・・・<br />
それしか無いか・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
「・・・ありがとう、藤井さん。<br />
　そうしてみるよ」<br />
「そうですか。頑張って下さいね」<br />
「本当に・・・、ありがとう。俺なんかの為に」<br />
「私こそ・・・、お兄ちゃんの為に力を貸して貰いましたし<br />
　好きになった人なんですし・・・<br />
　こんな事で役に立てたなら嬉しいです」<br />
「本当に・・・、ありがとう・・・」<br />
<br />
<br />
<br />
つづく<br />
<br />
※次回、遂にまさと告白の時！！必見！！！<br />
<br />
<br />
<br />
COUNTDOWN..."3"<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
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    </content>
    <author>
            <name>久遠</name>
        </author>
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    <id>bealive.blog.shinobi.jp://entry/205</id>
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    <published>2007-08-27T23:20:57+09:00</published> 
    <updated>2007-08-27T23:20:57+09:00</updated> 
    <category term="小説" label="小説" />
    <title>第百九十六話・最後の手段</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[俺はもう・・・、どうにも出来なかった。<br />
<br />
とにかく、この現実を受け入れるしか無いのだろうか・・・。<br />
<br />
そんなの・・・、絶対に嫌なのに・・・！！<br />
<br />
<br />
<br />
こんな時、頼る友達もいない自分が情けない。<br />
<br />
いつも憂樹に頼ってしまっているけど<br />
今回は、その憂樹の問題なんだから憂樹に頼れる訳が無い。<br />
<br />
俺は・・・、この最悪の問題を一人でどうにかしないといけない訳だ。<br />
<br />
よりにもよって、こんな超難題を・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
自分の身を、命を盾に<br />
「行かないでくれ。行ったら死ぬしか無い」なんて脅す訳にもいかないし・・・。<br />
<br />
どうしたら良いって言うんだよ・・・！！<br />
ちくしょう・・・！！！<br />
<br />
<br />
<br />
一晩中悩み続け・・・<br />
遂にと言うか、やっとと言うか、俺の頭に一つの策が浮かんだ。<br />
<br />
<br />
<br />
でもこれは・・・<br />
本当はやってはいけない事だろう。<br />
<br />
人として、そして男として、許される事では無いと思う・・・。<br />
本当に『最後の手段』だと言えるだろう。<br />
<br />
でも俺は、他に手段が無かった。<br />
<br />
綺麗事こそが自分の生き方だと言った事があるけど<br />
そんな生き方を変えなければいけない程、追い詰められていて余裕が無かった。<br />
<br />
<br />
<br />
もう・・・、やるしか無いんだ。<br />
<br />
俺にはこれしか無いんだ・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
無理矢理にでも自分を納得させるように<br />
俺は何度も何度もそう呟いた。<br />
<br />
なりふり構っていられない・・・。<br />
<br />
やるしか無い・・・。<br />
<br />
やるしか・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
「・・・こうして工藤さんと話すの、久し振りですよね」<br />
「そう・・・だね」<br />
<br />
<br />
<br />
その最後の手段と言うのは・・・<br />
藤井さんに相談する事だった。<br />
<br />
藤井さんは、俺より恋愛経験が豊富だから<br />
何か良い解決豊富方法が浮かぶかも知れない、と言う<br />
完全に人任せの方法なんだが・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
しかも。<br />
<br />
俺は藤井さんから告白されたけどそれを断っている。<br />
<br />
他に好きな人がいるから、と。<br />
<br />
それなのにフッた相手の相談に乗って欲しいと頼み<br />
更にその内容は、断る原因になった『他の好きな人』の事なんだ。<br />
<br />
こんな事、最低最悪の男がやる事だと分かってはいる。<br />
<br />
<br />
<br />
でも・・・<br />
<br />
<br />
<br />
「工藤さん、また元気無いですね」<br />
「あ・・・いや、ちょっとね・・・」<br />
「また・・・好きな人と何かあったんですか？」<br />
「・・・・・・」<br />
「もし良かったら・・・私が相談に乗りましようか？」<br />
「え・・・」<br />
<br />
やっぱり踏ん切りがつかず、藤井さんを前にしても迷っている所に<br />
こんな事を言われてしまった。<br />
<br />
そう言われてしまったら・・・<br />
もう「お願いします」と言わずにはいられなかったんだ・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
「藤井さん・・・」<br />
「はい？」<br />
「どうして・・・、この事の相談に乗ってくれるの？<br />
　言ってみれば、藤井さんを悲しませる原因になった話じゃないか。<br />
　藤井さんにしてみれば百害あって一利無し、になるじゃないか」<br />
「そんな事ありません」<br />
「え？」<br />
「前にも言ったじゃないですか。<br />
　私は・・・工藤さんに幸せになって欲しいんです。<br />
　まだ恩返しも出来て無いですし」<br />
「え・・・それはもう終わったんじゃないの？」<br />
「ご飯をご馳走した事ですか？<br />
　私はあの程度じゃ恩を返し切ったとは思ってないですよ。<br />
　実は、何かチャンスがあれば、また恩返ししたいと思ってたんです」<br />
「そう・・・だったんだ・・・」<br />
<br />
驚いた。<br />
<br />
とにかく驚いた。<br />
<br />
凄く律儀・・・、いや、健気だ。<br />
<br />
改めて考えてみても<br />
物凄く良い子だ・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
「何でも話して下さい。<br />
　私も一生懸命、解決のお手伝いをしますから」<br />
「ありがとう・・・」<br />
<br />
<br />
<br />
つづく<br />
<br />
<br />
<br />
COUNTDOWN..."4"<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
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    </content>
    <author>
            <name>久遠</name>
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    <id>bealive.blog.shinobi.jp://entry/204</id>
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    <published>2007-08-21T23:57:24+09:00</published> 
    <updated>2007-08-21T23:57:24+09:00</updated> 
    <category term="小説" label="小説" />
    <title>第百九十五話・選択</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[私は、その日の内にジュンとマコトにメールをしておいた。<br />
<br />
まさとと離れる事にした・・・、という内容のモノを。<br />
<br />
もう、まさととは一緒にいられない。一緒にいちゃいけない。<br />
だから、仕事の為だ、と家を出る事にした・・・と。<br />
<br />
<br />
<br />
その日には返信は無かったけど<br />
明日会ったら色々と言われるだろうな・・・。<br />
<br />
でも・・・。<br />
<br />
私にはこうするしか出来ないから・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
「おはよう」<br />
「・・・・・・」<br />
「・・・・・・」<br />
<br />
予想通り、出勤するとジュンもマコトも深刻な顔をして私を見て来た。<br />
<br />
「あの・・・、おはようございます」<br />
「ん、おはよマコト」<br />
「ユキ・・・」<br />
「・・・何？」<br />
「何じゃないだろ・・・<br />
　どう言うつもりだ？何だよあのメールは！？」<br />
「どう言うつもりも何も、あのままの意味だよ・・・」<br />
「そんな話じゃない！<br />
　どうして、まさとさんと離れなきゃいけないんだ！離れずにカオルに勝つってのは出来ないのか！」<br />
「無理だよ・・・。悔しいけど、それは認めなきゃいけない所なんだよ」<br />
「昔の非情さを取り戻さないと勝てない、ってのは・・・マジなのか」<br />
「そうだね。非情さを身に付けて強くなった、って言うのは<br />
　カオルが既に実証してるし・・・。<br />
　私だって、そんな形で得た強さが自分の破滅を呼ぶ事くらい分かってるよ。<br />
　でも・・・、今はこうする以外に方法が見付からないんだよ」<br />
「カオルには・・・絶対に負けちゃいけないから、か」<br />
「・・・うん。<br />
　それは意地とかプライドとかの問題じゃない。<br />
　私の存在意義、ここの存在意義、ジュンとマコトのモノもある。<br />
　そして・・・、あいつの意志もある・・・。<br />
　だから、絶対に負けちゃいけない。負けられないんだよ」<br />
「ユキさん・・・」<br />
「・・・分かった。そこまでの覚悟だって言うなら、もう何も言わねえよ。<br />
　これ以上言った所で変わらないだろうからな」<br />
「ごめん・・・」<br />
「そこまで背負った上での答えなら・・・<br />
　俺達が口を出す事自体、おこがましいのかも知れないな」<br />
「そうですね・・・」<br />
「そりゃ私だって・・・、まさとと離れたくなんか無いよ。<br />
　でもそれは私個人の感情でしか無い。<br />
　カオルに勝たなきゃいけないって言うのは、私達全ての問題に関わって来るから<br />
　それなら・・・、私一人が泣きを見れば良い。そうでしょ？<br />
　そもそも、事の発端は・・・私にあるんだからね」<br />
「分かった。もう良い。<br />
　もう・・・、それ以上言わなくて良い・・・」<br />
「そうです・・・！」<br />
<br />
<br />
<br />
ごめん、みんな・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
私は・・・、こうするしか・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
こうするしか無いんだよ・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
それが私の罪なんだから・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
つづく（次回はまさとサイドストーリーに戻ります）<br />
<br />
<br />
<br />
COUNTDOWN..."5"<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
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    </content>
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            <name>久遠</name>
        </author>
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    <id>bealive.blog.shinobi.jp://entry/203</id>
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    <published>2007-08-20T23:57:11+09:00</published> 
    <updated>2007-08-20T23:57:11+09:00</updated> 
    <category term="小説" label="小説" />
    <title>第百九十四話・いつも別れは突然に</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[「・・・・・・」<br />
「・・・・・・」<br />
<br />
俺も憂樹も、しばらく黙ってしまった。<br />
<br />
とりあえず俺は・・・、何とか冷静にならないといけない。<br />
静かに深呼吸をして気持ちを落ち着けた。<br />
<br />
<br />
<br />
「あの・・・さ」<br />
「・・・はい」<br />
「改めて話を整理したいんだけど・・・。<br />
　憂樹はウチを出なきゃいけなくなった・・・。だよね」<br />
「うん・・・」<br />
「それは・・・、仕事の為に」<br />
「そう・・・。ここからじゃ通えないからね・・・。<br />
　いわゆる転勤みたいなものだよ」<br />
「転勤・・・か」<br />
<br />
まだ大学生で、仕事をしていない俺にとっては実感が湧かないが<br />
親が単身赴任の家庭の子は、こんな悲しみを味わって来たんだろうか・・・。<br />
<br />
「それは・・・、絶対に行かなきゃいけないの？」<br />
「まあ・・・、そうだね・・・。仕事だもん」<br />
「・・・・・・」<br />
<br />
行きたくないから行かない。行かなくても良い。<br />
そんな甘えが許される問題じゃない。<br />
<br />
これが社会と言うモノか。これが大人のルールと言うモノか。<br />
<br />
「その事は・・・、母さんには言ったの？」<br />
「まだだよ。まさとが初めて。まず、まさとに言いたくって」<br />
「そうなんだ・・・。」<br />
「なかなか言い出せなくってね・・・。<br />
　お別れしなきゃいけない、って思ったら泣いちゃったし・・・。<br />
　でも、おばさんにも早く言わなきゃいけないよね」<br />
「・・・・・・」<br />
「まさとには・・・、謝らなきゃいけないね」<br />
「え？」<br />
「『強くなる為に色々教えてあげる』って約束したのに・・・<br />
　こんな中途半端な形で終わる事になっちゃって」<br />
「それは・・・・」<br />
「ごめんなさい・・・。とにかく・・・、そうとしか・・・」<br />
<br />
正直、今はそこはどうでも良かった。<br />
<br />
『どうでも良い』と言うのは問題があるかも知れないが<br />
やはりそれよりも、憂樹がいなくなってしまう事の方がはるかに重要な問題に思えた。<br />
目の前の、当面の問題でもあるし。<br />
<br />
「メールとか電話とかじゃ・・・、ダメなのかな」<br />
「無理だよ。今までやって来て分かるでしょ」<br />
「・・・・・・」<br />
<br />
強くなる為に色々と教えて貰えなくなってしまう。<br />
<br />
それは確かに由々しき事態ではあるが<br />
憂樹がいなくなってしまうと言う事は・・・、もう俺の恋は発展しようも無いと言う事でもある。<br />
<br />
恋人同士になっていれば遠距離恋愛と言えるけど<br />
片思いなのに離れ離れになってしまうのは、もはや諦めるしか無くなる、って事だ。<br />
どこに行ってしまうかは分からないけど、家を出なきゃいけない程に遠くなのは確かだ。<br />
<br />
それはつまり、接点が無くなってしまう事になる。<br />
<br />
学校や会社で会える、とかなら、接点がある分、可能性は充分あるけど<br />
俺と憂樹にはそう言うモノが無い。接点はこの家くらいだ。<br />
<br />
・・・残酷過ぎる。<br />
<br />
やるだけやって失恋、ならともかく<br />
やるだけの事をやり切れずに終了の宣告をされたようなものだ。<br />
<br />
恋愛の女神は、どこまで俺に残酷な仕打ちをすれば気が済むんだ・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
「あのさ」<br />
「・・・はい」<br />
「総吉オジサンの家を出たのは、こっちでどうしてもやりたい事があるから。だったよね」<br />
「そうだよ」<br />
「それって・・・、今の仕事の事なんだよね」<br />
「・・・まあ、そう言う事だね」<br />
「じゃあ・・・、やらない訳にはいかない、か・・・」<br />
<br />
これが現実なのか。<br />
<br />
これが運命なのか。<br />
<br />
<br />
<br />
「・・・ねえ。一つだけ言わせて貰っても良いかな」<br />
「良いよ。何でも言って良い。嘘つき、とでも何とでも」<br />
<br />
そんな事は全く考えてなかった。<br />
<br />
「俺は・・・、憂樹に行って欲しくないよ・・・」<br />
「・・・・・・。それはどうして？まだ色々と教えて欲しいから？」<br />
「それもあるけど・・・」<br />
「けど？」<br />
「そう言う理屈とかじゃなくって・・・。<br />
　俺にとって憂樹は大事な人だし・・・、感情的なモノでしか無いけど<br />
　やっぱり離れたくないんだよ・・・！」<br />
「・・・・・・」<br />
<br />
精一杯の抵抗だった。<br />
<br />
現実的な問題から目を逸らしている。ただのワガママでしかない。<br />
子供が泣きながら駄々をこねているのと変わらなかった。<br />
<br />
そんな事は重々承知していた。<br />
<br />
でも、言わずにはいられなかった。俺が今、言えるだけの事を言うしかなかった。<br />
<br />
そうしないと、憂樹が行ってしまうから・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
しかし、現実は甘くは無い・・・。<br />
<br />
「・・・ゴメン。それは無理」<br />
「・・・・・・」<br />
「感情に流されちゃいけない、って言うのは何度も教えて来たでしょ・・・」<br />
「それは・・・、分かってるけど・・・」<br />
「私だって・・・、辛いんだよ。分かってよ、まさと・・・」<br />
「・・・・・・」<br />
<br />
そう言われてしまったら、俺はもう何も言えなくなってしまう。<br />
<br />
何を言っても、憂樹を困らせるだけになるからだ・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
「・・・・・・」<br />
「・・・・・・」<br />
<br />
俺と憂樹は、また黙ってしまった。<br />
<br />
俺は何とか現実を受け入れようと、自分を納得させようと必死になって<br />
下を向いたまま動けなかった。<br />
気持ちを集中しないと・・・、泣き出してしまうか正気でいられなくなるか<br />
自分でもどうなるか分からなかったからだ・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
しばらくすると、憂樹が立ち上がった。<br />
黙ったまま、ドアの方向に歩いて行くのが何となく分かった。<br />
<br />
<br />
<br />
憂樹・・・。<br />
<br />
行かないでくれ。行かないでくれ・・・！！<br />
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<br />
<br />
声に出して叫びたかったが、そんな勇気も出なかった。<br />
<br />
憂樹を傷付けてしまうだけだから・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
俺は相変わらず下を向いたまま動けなかったが<br />
音で憂樹がドアを開けたのが分かった。<br />
<br />
「まさと・・・」<br />
<br />
悲しそうな声で言って来た。しかし今の俺は、返事すら出来ない・・・。<br />
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<br />
「本当に・・・、ごめんなさい・・・」<br />
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泣きそうな声でそう言うと、そのまま部屋を出て行ってしまった。<br />
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<br />
またなのか。<br />
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亜矢子の時も、山口さんの時も、失恋した時はいつも突然だった。<br />
<br />
何の前触れも無く、いきなりその時が来て<br />
あまりにも残酷で、悲しくて、受け入れたくない現実が俺を襲い<br />
有無を言わさず、それを受け入れろと言われているような状況になってしまった。<br />
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<br />
今回もまた・・・、それなのか。<br />
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こんな形で終わるしか無いって言うのか・・・！！<br />
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もう俺には・・・、どうする事も出来ないのか・・・！！！<br />
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つづく（次回は憂樹サイドストーリーです）<br />
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COUNTDOWN..."6"<br />
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            <name>久遠</name>
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