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様々な想いが交差する!3rdシリーズ『真実』編!!
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「さてと・・・、もう少ししたら行かなくちゃ」
「約束でもしてるの?」
「うん。・・・彼氏とね」
「へえ」

まあ、そんな気はしたけど。

「あのさ雅博。ちょっと聞いてみたかった事があるんだけど」
「何だい?」
「どうして私の事、好きになったの?」
「・・・照れ臭い事を聞くね」
「やっぱりそこは気になるから・・・」
「うーん。何て言うのかな。特別どうこうってのじゃなくって
 単純に友達として接してて良い子だなって思ったから
 それが恋愛感情に発展しただけだよ。
 ・・・あんまり良い答えじゃないかも知れないけど」
「そんな事無いよ。それで充分だよ。
 好きになってくれたってだけでも嬉しいし」
「なら良いけど」

それじゃあ・・・。

「じゃあ、俺からも聞いてみたい事があるんだけど」
「何?」
「亜矢子は今・・・、幸せか?」
「アナタも照れ臭い事聞くじゃない・・・!」
「はは、ごめんごめん。
 でもやっぱり・・・、そこを聞いてみたいんだよね」
「・・・・・・。うん、幸せだよ」
「そりゃ良かった」

亜矢子が幸せだって言うならそれは俺にとっても嬉しい事だ。
まあ、亜矢子の隣にいるのが俺だったら・・・、って言うのはあるけど。

とりあえず俺みたいに不幸が立て続けに起こるような不運に見舞われていないなら
それだけでも喜ばしい事だと思う。

「雅博も早く彼女作ってね。応援してるから」
「はは・・・、応援ね」
「・・・そりゃ、フッた女から応援されても微妙だろうけど」
「まあ・・・、そこはね・・・、ははは」

確かに微妙な気分だ。
嬉しいってのはあるけど・・・、何とも言えない微妙なモノもある。

「私はね、さっきも言ったけど、雅博が嫌いだからフッた訳じゃないんだよ」
「それは分かってる」
「友達としてならずっと続けて行けるって思ったけど・・・ 
 恋愛感情を持ち込んじゃって、それがダメになるとやっぱり・・・
 もう続けて行く事は出来ないから・・・」
「そこに関してはもう結論は出てるだろ。今更友達に戻りたいとか言う気は無いよ」
「うん、そうなんだけどね・・・」
「?」
「縁を切る事だって・・・、仕方ない事だったって事だよ」
「・・・ああ」

オールオアナッシング。

恋人になるか、他人になるか。

友達としての関係に恋愛感情を持ち込んでしまえば・・・
そのどちらにしかならない。
友達に戻れる人もいるが、俺も亜矢子もそんな事は出来ない。

成功するか失敗するか。
そのどちらかによって全てを手に入れるか全てを失うか。

失敗してしまえば、もう元には戻れない。
例え、結論を出した人間が『全てを失う』まで望んでいる訳じゃなくとも。

亜矢子にしても・・・、それなりに辛かったんだろうな。

「フった方も・・・、辛かったって事だろ?それくらい分かるよ」
「そうなの?」
「フラれた側にしてみれば、そんな筈は無いだろって言う人も多いけど
 俺は分かるよ。伊達に亜矢子と友達やってた訳じゃないんだから」
「そうなんだ・・・」

まあ、以前の俺なら分からなかっただろうな。
今の俺が・・・、こうして考えてみたからこそ分かったんだと思う

「ま、そう言う事もあった訳だけど・・・
 俺も亜矢子も、もうお互いに自分の道を歩いてるんだから
 今後は、その道を進む事に全力を尽くすべきなんじゃないかな。
 俺と亜矢子の道って言うのは・・・、多分もう交わる事は無いんだろうから」
「そうだね・・・」
「今日みたいに、偶然どっかでバッタリ逢って、くらいならあるかも知れないけど
 だからって・・・、お互いの運命とかに関わる訳じゃないだろうし」
「うん・・・」



俺と亜矢子は店を出た。

「じゃあ、ありがとう。付き合ってくれて」
「いや、俺も色々話せて良かったし」
「これで・・・、もう本当にお別れだね」
「そうだね。もう理由も生まれようが無いだろうし」
「今までありがとう、雅博」
「こっちこそ。・・・ありがとう」

心から・・・、ありがとう。



「バイバイ、雅博」
「バイバイ、亜矢子」



つづく



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〜another story from yuki〜vol.19「vs山口優希子」

「さてマッキーさん、いえ、山口優希子さん」
「はい・・・」
「あなたに関しては、悪い噂と言うのはほとんど聞かないんですよね。
 『treasure』のデビューが最近だからなんでしょうけど」
「そうですか・・・」
「・・・が」
「!?」
「先程から何度も出ている、工藤雅博さん。
 彼の事について色々と面白い事が聞けましたよ」
「あ・・・」
「何?くどっちがどうしたの?」
「鈴木華穂さん」
「・・・何よ」
「あくまでも仮にですが・・・、あなたに好きな人が出来て告白したとしましょう」
「は?」
「その告白した相手は、返事はしばらく待ってくれと言うのであなたは待った。
 が、相手はその返事を出す前に別の女の子と付き合ってしまった。
 こんな事をされたらどんな気分になりますか?」
「それが何だって言うのよ?」
「出来れば答えて頂きたいんですが」
「・・・そりゃあ、そんな事されたら悲しいしムカつくわよ」
「そうですよね。そうなるのが普通ですよね」
「だから・・・、それが何だって言うのよ!?」
「山口優希子さんは・・・、工藤さんに対してそれをやったんです」
「え!?」
「・・・!!」
「ちょっと待ってよ!くどっち、優希子に告白してたって事?」
「おや、知らなかったんですか?
 信じられないなら直接聞いてみたらどうですか?そこに当事者がいるんですから」
「・・・本当なの、優希子?」
「うん・・・」
「まあ、あなたが工藤さんをフッた。それ自体は別に悪くありません。
 問題は、そのやり方です。ある意味、最悪の形で答えを出した。
 それは鈴木華穂さんに聞いてみた事からも明白でしょう」
「優希子・・・」
「さて山口優希子さん。どうしてそんなやり方で工藤さんをフッたんですか?」
「それは・・・、ちょっと揉めててなかなか言い出せなくって・・・」
「嘘ですね」
「え!?」
「あなたは、単にガッティさんと付き合う事になって有頂天になり
 その他の事なんかどうでも良くなっていたんです違いますか?」
「別にそんな事は無いですけど・・・」
「それなら・・・、 工藤さんに言われるまで
 返事をしてない事に気付かなかったのは何故なんですか?」
「どうしてそれを・・・」
「もちろん聞いたんです。工藤さんに」
「・・・・・・」
「さて、答えを聞かせて貰えませんか?どうしてなんですか?」
「それは・・・、その・・・」
「認めたらどうですか?自分の事しか考えていなかったからだと」
「・・・はい」
「そう言えば、もう一つ面白い話を聞きました。
 あなたが前に付き合っていた人の話です」
「・・・!!!」
「前に付き合ってた?ガッティさんの前って事?」
「ええ、そうですよ」
「え!?ちょっと待ってよ優希子!ガッティさんが初彼だって言わなかった!?」
「嘘に決まってるじゃないですか」
「な・・・!!」
「・・・・・・」
「そうなの、優希子・・・?」
「うん・・・」
「どうして嘘なんかついたの?」
「答えは簡単です。付き合っていた彼氏が最悪な男だからです」
「最悪?」
「工藤さん・・・、そこまで話したんですか?」
「ええ」
「・・・・・・」
「言っておきますが、あなたが工藤さんを責める権利はありませんよ。
 あなた、工藤さんに色々とお世話になったと言うのに
 その恩を仇で返すような事をしていますよね?
 そこを考えれば、まだお釣りが来るくらいですよ」
「でも・・・」
「さて、ではどんな彼氏だったのか。
 あなたと言う彼女がいるのに他の人の方が大事だと言う上に
 御丁寧に『その人とヤッて来た』と報告する人だったそうですね?」
「・・・・・・」
「・・・そんなのと付き合ってたの?」
「そうです。しかも山口優希子さんは、そんなのを愛していた。
 ・・・ですよね?」
「・・・はい」
「もっと面白いのは・・・、鈴木華穂さん。
 あなたが知らなかっただけで、ごく最近まで付き合っていた事です」
「・・・え!?」
「つまり・・・、その男と付き合っていたけど別れた。
 そして少ししてからガッティさんと付き合う事になった。 
 流れとしてはこうですよね?山口優希子さん?」
「そう・・・ですけど」
「じゃあ、彼氏がいる事、黙ってたっての?彼氏いないって言ってたのに
 あれ、嘘だったの!?」
「ガッティさんは知ってましたよね」
「・・・!」
「図星ですか」
「まあ・・・、知ってたさ」
「そうですよね。処女じゃなかったんですから嫌でも分かりますよね」
「・・・!!」
「そして鈴木華穂さんには黙ってて欲しいと口止めされた。違いますか?」
「・・・!そうだよ・・・」
「そうでしょう。そんな所だと思いました」
「何よそれ・・・、私だけ知らなかったっての?」
「あなたに気を遣っていた、と言うところでしょうね」
「それは・・・、嫌われたり軽蔑されたくなくって・・・」
「そんな事する訳無いじゃない!優希子、私の事が信じられないの!?」
「そう言う訳じゃ・・・」
「当たり前でしょう」
「え!?」
「先程も言ったじゃないですか。あなた方は本音で語り合う事すら出来ないんですから
 あなたの事なんか信じられる訳がありません」
「そんな・・・!」
「別に私は・・・、そう言うつもりじゃ・・・」
「では、工藤さんに嘘をついていたと言う事ですか?
 軽蔑されそうで怖いから、と言ってたそうじゃないですか」
「いや・・・、それは・・・」
「そもそも鈴木華穂さん。
 あなたも普段から信用されるような事をしていないくせに
 自分を信用出来ないのか、と言う言い分はふざけ過ぎです。
 もう少し身の程をわきまえた方が良いですよ」
「・・・くっ」
「さて、話を戻しましょうか。
 彼氏がいた云々より・・・、あなたは工藤さんに対して
 最悪の形で告白の返事を出した。そうですよね?
 これはルールの問題ではなく、人としてのモラルの問題であり
 ある意味、もっとタチの悪い事じゃないですか?」
「あんたにモラルがどうのと言われたくねえよ!」
「耳が痛いですね。ただ私がモラルを破るのは
 あなた方のような身勝手を繰り返す『悪』と呼ぶべき人種に対してであって
 あなた方のような普段からモラルの欠如した生活をしている訳じゃありませんよ」
「俺達とは違うって言いたげな意思が見え見えだな」
「ええ、違いますから」
「・・・・・・」
「山口優希子さん。あなたが恋人に対して非常に入れ込む事は聞いています。
 それは一途だと言う意味で考えれば、人として大事な事ですし
 むしろ素敵な事なんじゃないかと思います」
「はい・・・」
「ただ、あなたはそれに過剰にのめり込み過ぎてしまう為に
 周りの事が見えなくなってしまう。大事な事を放ったらかす癖があるようですね」
「そうかも知れないです・・・。
 でも私は・・・、弱い人間ですから・・・。
 一度にいろんな事は出来なくって、つい夢中になってしまうんで・・・」
「低レベルな言い訳ですね。いえ、言い訳にすらなっていません」
「・・・・・・」
「要は、切り替えが出来ないと言う事じゃないですか。
 そして自分を弱いと自覚しているのなら
 どうしてそこをどうにかしようとしないんですか?弱いから無理だと?」
「・・・はい」
「無理と言う問題じゃありません。最初からあきらめているだけです。
 努力すれば正せるかも知れないのに、それをしないで
 ただやりたい事だけをやっている。それだけの話です。
 さすがにガッティさんと付き合ったり鈴木華穂さんと親しいだけはありますね」
「別に努力をしていない訳じゃありません・・・!」
「ではどうして成果が出ないんですか?」
「ですから・・・、私が弱いから・・・」
「ふざけた反論はやめて下さい。
 自分が弱い事を自覚出来ていない人間であればまだ分かりますが
 自覚出来ているのに何も成果が出ないと言うのは
 単に努力が足りないからです。すぐにあきらめているからです。
 自分は弱いからダメだ、とすぐにあきらめてしまうから
 進歩も何も無いんです。そこも弱さ故、と言えばその通りでではありますが」
「・・・はい」
「弱い事自体はさほど悪い事じゃありません。最初はみんな弱いんですから。
 ただ、弱いままでそこをどうにかしようとしない事は
 それは完全に甘えであって明らかに問題です。
 しかも自分が弱い事を自覚しているのなら、なおさらです。
 百歩譲って、努力しても結果がなかなか出せない・・・、と言うのであれば
 まあそこは仕方ない、としましょう。
 が、あなたの場合は明らかに努力が足りないんです」
「どうしてそう言い切れるんですか・・・?」
「あなたが彼氏と遊んでばかりいるからですよ」
「・・・!」
「彼氏といれば、甘えてしまうのは明白です。
 甘えない状況を作ると言うのも強くなる為に必要な事ですが
 あなたはそれを全くやっていない。
 もちろん完全に離れろとは言いませんが、あなたは一緒にい過ぎです」
「・・・・・・」
「そしてもっとタチが悪いのは・・・。
 『恋人さえいれば、後は何もいらない』。そんな風に考えていませんか?」
「あると思います・・・」
「それは聞こえは良いですが、実際にやろうとすると大変な覚悟がいるんですよ」
「え?」
「二人だけで生きて行くと言う事ですが、人間と言うのは
 生きて行く以上、少なからず他の人と関わらなければいけないので
 どうしても他人も必要になって来るんです。
 そしてそこには、最低限の信頼関係と言うモノを築かなかればいけませんが
 あなたはそれすらどうでも良いと思ってしまっている。
 いえ、勘違いしてしまっているんです。
 そこは『いらない』ですとか、そんなワガママが通る次元じゃないんです。
 どうしてもいらないと言うのであれば、他人を完全に断絶する必要があるので
 それは大変な覚悟と強さがいるんです。
 ですがあなたは言いましたね?自分は弱い人間だと」
「・・・!!」
「あなたは弱いくせに大それた事をやり過ぎなんですよ。
 やりたい事をやるだけ、ワガママを通すだけでもそれなりに大変なんです。
 それなのにあなたは理想だけを追い掛けてそれを現実化させようともしない。
 失敗している、間違っている事にすら気付いていないと言う
 最低最悪な事をのうのうとやっているんです」
「・・・そうなんですか」
「とどのつまり、あなたは自分のやりたい事をやってるだけです。
 そうやって自分に甘い事ばかりやっているからモラルも歪んで行くんですよ」
「・・・・・・」
「そしてモラルが歪み、汚れてしまっているから・・・人として最低な事が出来る」
「工藤さんの事ですか?」
「ええ」
「それは・・・、申し訳無い事をしたと思っていますけど・・・」
「それならどうして彼に直接謝りに行かないんですか?」
「え?」
「もしかしてあなた、仕方ないから、とそれだけで片付く程度だと思ってませんか?
 だとしたらあなたの良心は最下層レベルです」
「どう言う事ですか・・・」
「あなたは工藤さんに対して恩があるのにそれを仇で返すような事をした。
 が、それはそれだけでは無いんです」
「・・・?」
「あなた程、恋人にのめり込むような人なら分かるでしょう。
 自分がやった事を逆に自分がされたらどう思いますか?
 ちょうどさっき私が鈴木華穂さんに対してした質問をあなたも考えてみて下さい」
「告白の返事を出さずに・・・、別の恋人を作られたって事ですか?」
「はい、そうです」
「それは・・・、辛いです・・・」
「そうですね。実際には、今あなたが考えた程度より何百倍も酷いでしょうけど」
「・・・・・・」
「実際のレベルと同じ、は無理でしょうけど
 近いモノで考えられたら、あなたはきっと泣き出しています。違いますか?」
「あ・・・!」
「そうやって平然としていられると言う事は、かなり軽いレベルでしか考えていない。
 そう言う事です」
「・・・・・・」
「さてここからが問題です。
 あなたは・・・、それを工藤さんに対してやったんです。
 その行為がどれだけ悲しく、辛く、痛いと言った苦しみを与えるのか
 少し考えれば分かる筈の事を平然とやってのけたと言う事です」
「それは・・・」
「もしあなたがそれをやられたとして・・・。
 相手からは『仕方ない事だから許してね』くらいしか言われない。
 それであなたは納得出来るんですか?それで割り切れるんですか?」
「無理だと思います・・・」
「鈴木華穂さん。ガッティさん。あなた方はどうですか?
 そんな事をされて、じゃあしょうが無いかと割り切れますか?
 鈴木華穂さん。それをされて何て酷い人だと思いませんか?
 ガッティさん。それをされて悔しがってる時に
 『男らしくない』『空気を読め』などと言われたら
 ああその通りだ、自分が悪いんだ、と割り切れますか?」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「山口優希子さん。何度も言うようですが、あなたは自分の事しか考えていない。
 だから相手に対してどれだけ酷い事をしたとしても
 自分の事で夢中でそこに気付けないんです。
 それは人としてとんでもないクズがやる事です。
 自分がされて嫌な事は相手にもしない。子供の頃、習いませんでした?
 まあ、習う以前に人として真っ当なモラルと良心を持っていれば
 そんな事は絶対に出来ない筈ですが。
 自分がされて嫌な事は『やらない』でなく『出来ない』ですから。
 それが出来るあなたは、冷酷で残酷な人殺しと大差ありません」
「・・・・・・」
「まあ、あなたの人生ですから。どんな冷酷な生き方をしようと勝手ですが
 そんな生き方をして本当に幸せですか?
 そうやって人を傷付けておいて付き合った彼氏は二股をかけている。
 あなたはそんな中途半端な愛が欲しくって工藤さんを傷つけ
 そしてもう用済みだとばかりに捨てたんですか?」
「別に・・・、そう言う訳では・・・」
「しかもモラルも良心も汚れ切っているので
 彼氏が与えてくれる中途半端な愛も見抜けず
 それどころか『自分だけ』と勘違い出来てしまう。
 まあそれで幸せだと言うなら、別にこれ以上何も言いません。
 全く羨ましくない・・・を通り越して、絶対にそうなりたくないと言う
 最悪の見本の一つとして見るだけですから」
「・・・そこまで言わなくても」
「だからあなたは甘ったれなんですよ。
 あなたがやった事に比べれば、こんなのはまだまだ甘い方です。
 自分の犯した罪の重さを全く自覚出来ない。
 そもそも何故罪になるのか。その時点から理解出来ていない。
 その辺りを考えて見た方が良いんじゃないですかね。
 そんな生き方では、いつか刺されてもおかしくないですよ」
「・・・!!!」
「つまりあなたは、自分のやりたい事をやり過ぎた為に破滅に向かう
 ただのお間抜けさんです」
「お間抜け・・・」
「さっき人殺しと大差無いと言いましたが
 あなたなら人を殺しても『仕方ない』で通って罪にはならない。
 それくらいの考え方かも知れませんね」
「・・・・・・」
「さて・・・。随分と長話になってしまいましたね。
 最初に言いました通り、あなた方にはこのイベントに参加する資格は無いので
 今すぐ、ここから立ち去って下さい」
「分かったよ!」
「出てけば良いんでしょ、出てけば!」
「・・・・・・」
「ああ、そうそう。一つ言い忘れていました」
「まだ何かあるのか!」
「これは三人に対してなんですが・・・
 あなた方、全員mixiで複数ID・・・複数アカウントを持っていますよね」
「・・・だから何よ」
「今朝、mixi運営本部に通報しておきました。
 もうすぐmixiも強制退会になると思いますので」
「な・・・!」
「そこまでしたの!?」
「ええ。私は・・・、悪魔ですから」
「・・・ひでえ」
「最悪だよあんた!!」
「ではさようなら。もう二度とお会いする事は無いでしょう」
「ふざけんな!地獄に落ちちまえ!!」
「ええ、ありがとうございました」



「ジュン、マコト、アキラ。見てた?勝ったわよ」
『ああ・・・、お前も容赦ねーな・・・』
『でも・・・、凄かったです!』
『カッコ良かったですよユキさん!!』
「へへん。ま、ざっとこんなもんよ。ブイ!」



終わったよ・・・。まさと・・・。



つづく
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